top 地理教育部会へ戻る

初稿=H23(2011).01.15
本稿=H23(2011).01.19
N氏作成
 
2011年 センター試験 本試 地理 解答・解説(速報版)
 
  
 
地理B第1問(配点16点、 5  6 が各2点、他は各3点)
       正解 解説etc.
問1  1  C 良問
大地形の概要が理解できていれば簡単だが……
@←(∴)−山脈はない
A←(∴)−アンデス山脈〜アマゾン盆地(●はマナオスで標高100m未満)
B←(∴)−ザグロス〜イラン高原〜パミール高原
C←(∴)−海岸山地〜ロッキー山脈〜グレートプレーンズ北部
問2  2  C 基本問題。中学水準(?)
@←(∴)−テラローシャ ※珈琲土
A←(∴)−レグール ※綿花土
B←(∴)−テラロッサ ※果樹=オリーブ、オレンジ
C=←(∴)−チェルノーゼム
問3  3  A 基本問題
@=釜山←(∴)−CfaとCwの境界 ※下の気候表ではCwa
A=サンフランシスコ←(∴)−冬雨型、Csb ※最暖月9月は受験の常識
B=パリ←(∴)−Cfb
C=モントリオール←(∴)−冷帯、Dfb

都   市 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
150 San Francisco(6m) 9.8 11.4 12.3 13.6 15.0 16.5 17.3 17.8 18.0 16.3 12.8 9.9 14.2℃
(37゚37'N,122゚23'W) 106.6 91.2 88.8 28.5 8.0 2.5 0.9 1.4 5.5 26.6 62.0 79.1 500.9mm
13 Paris(52m) 4.0 4.5 7.0 9.5 13.5 16.3 19.0 18.6 15.2 11.4 7.0 4.9 10.9℃
(48゚58'N,02゚26'E) 55.8 45.8 55.4 45.0 63.3 56.8 55.5 43.5 56.1 62.6 52.2 55.5 647.6mm
74 釜山(Busan)(69m) 3.1 4.4 8.4 13.5 17.5 20.6 24.3 25.9 22.2 17.5 11.5 5.7 14.6℃
(35゚06'N,129゚02'E) 37.8 44.9 85.7 136.3 154.1 222.5 258.8 238.8 167.0 62.0 60.5 25.0 1492.7mm
140 Montreal(31m) -10.2 -8.4 -2.3 5.7 13.4 18.2 20.9 19.6 14.6 8.1 1.5 -6.4 6.2℃
(45゚28'N,73゚45'W) 72.2 61.2 77.9 76.4 77.0 85.9 87.2 99.3 97.5 75.4 92.6 87.6 990.3mm
(『理科年表 平成20年版』)

問4  4  B 
=ガンジス川河口←(∴)−非可航河川(平均流量の年変化大)
=ミシシッピ川河口←(∴)−融雪水の影響(1〜4月にかけて)
=アマゾン川河口←(∴)−平均流量の年変化が一番小さい
問5  5  A 基本問題。
@=サ=マダガスカル島←(∴)−安定陸塊、西岸はステップ気候……
A=シ=セイロン島←(∴)−安定陸塊、北部はサバナ気候……
B=セ=キューバ島←(∴)−新期造山帯、サバナ気候
C=ス=フィリピン諸島←(∴)−新期造山帯、熱帯雨林気候
@Aのような風上斜面と風下斜面の気候の相違は頻出事項
問6  6  D 基本問題
=堡礁←(∴)−大堡礁 Great Barrier Reef
=環礁←(∴)−トラック環礁、ビキニ環礁
=裾礁
※トラック環礁は世界最大級の環礁でかつての帝國海軍の碇泊地
 ビキニ環礁には戦艦長門が沈んでるし、水爆実験による第五福龍丸の被爆は痛ましい出来事
 
 
 
地理B第2問(配点18点、各3点)
       正解 解説etc.
問1  7  B 基本問題。間違えようがない(?)
=輸出量←(∴)−日本:無印、米国:無印
=産出量←(∴)−日本:無印、米国:有印
=輸入量←(∴)−日本:有印
問2  8  B 基本問題
@=×←(∴)−原子力発電が総発電量の過半(80%弱)を占めるのはフランス
A=× ※インドをノルウェーに変えれば正文となる
B=○ 
C=×←(∴)−ブラジルは水力発電の割合が高い(80%超)
問3  9  A 基本問題。良問
近年の世界の造船竣工量の80〜90%は日中韓の三国だから、=英国、=韓国。
生産量(生産比率)の大小で年代判定は簡単にできるので、
=英国・1970年、=英国・2007年、=韓国・2007年、=韓国・1970年。
問4  10  A 基本問題
@=パルプ ←(∴)−フィンランド・スウェーデン
A=セメント←(∴)−日本
B=砂 糖 ←(∴)−ブラジル
C=ワイン ←(∴)−フランス・イタリア・スペイン
問5  11  C 基本問題
@AB=○
C=×←(∴)−大嘘
問6  12  D 基本問題。中学生でも正解可能
←(∴)−繊維産業 ※先端技術産業=エレクトロニクスハイウェイ
←(∴)−石油化学工業、航空宇宙産業 ※ヒューストン
←(∴)−鉄鋼業、自動車工業 ※ピッツバーグ、デトロイト
 
 
 
地理B第3問(配点17点、 18 が2点、他は各3点)
       正解 解説etc.
問1  13  B 基本問題。中学生でも正解可能
@←(∴)−イズバ
A←(∴)−日干しレンガ ※日干瓦としたい、送り仮名は不要
B←(∴)−通気性、高床式の住居
C←(∴)−白壁の石造り住居 ※石造住居としたい、送り仮名は不要
問2  14  @ 
人口が頭に浮かべば簡単
=イスラーム←(∴)−インドネシア・パキスタン・バングラデシュだけで5億人超
=カトリック←(∴)−中央・南アメリカ
=プロテスタント
問3  15  A 常識問題
国の総人口に占める市域人口の割合だけでも正解可能だが……
企業の本社数だけでも、常識判断で正解に至る
@=ニューヨーク←(∴)−20社
C=プラハ←(∴)−0社
A=ソウル←(∴)−国の総人口に占める市域人口の割合21.0%
※韓国の人口≒5千万人弱、ソウルの人口≒1千万人は受験常識(?)
B=上海←(∴)−国の総人口に占める市域人口の割合1.1%
※上海の人口が中国13億人の人口に占める割合≒1%も受験常識(?)
C=プラハ←(∴)−0社
問4  16  C 基本問題。間違えようがない(?)
@AB=×←(∴)−大嘘
C=○ ※不良住宅地区=ファベーラ
問5  17  D 
都市の場所=性格がわかれば簡単
=豊田市←(∴)−第2次産業就業者の割合48.6%(トヨタの企業城下町)
=西宮市←(∴)−阪神間に位置し、人口減少になる理由は見当たらない
=長崎市←(∴)−65歳以上の人口の割合22.6%、人口増加率-3.2%(地方都市)
問6  18  D 
東京都区部への近接性が頭に浮かべば簡単(常識で解ける)
←(∴)−西方が通勤率が高い
←(∴)−東方が通勤率が高い
 
 
 
地理B第4問(配点18点、各3点)
       正解 解説etc.
問1  19  A 良問。
地形の概要さえ押さえていれば簡単だが……
=500〜800m←(∴)−コンゴ盆地周辺
=1600m以上←(∴)−エチオピア高原、ドラケンスバーグ山脈
=1100〜1400m
問2  20  A 
@←(∴)−オリーブ、ナツメヤシ ※棗椰子としたいが
A←(∴)−ラッカセイ ※落花生としたい
B←(∴)−米飯
C←(∴)−イモ類、バナナ
問3  21  E 
カ=ラクダ←(∴)−サハラ沙漠中心に分布
キ=ブタ←(∴)−北部=イスラム圏が空白
ク=ウシ←(∴)−満遍なく分布
※駱駝は兎も角、豚、牛としたい
問4  22  B 
@=モロッコ←(∴)−魚介類
A=アルジェリア←(∴)−原油、天然ガス
B=ケニア←(∴)−茶、装飾用切花等
C=ザンビア←(∴)−銅、銅鉱


■ケニア経済を支える「薔薇の花」
 連想ゲームで、“ケニア”と出題されれば、サファリ観光、コーヒー、駅伝選手と答える人が多いだろう。
 ところが、ケニア経済発展の一翼を担っているのがバラの花というから驚きだ。
 5.8%の経済成長率だった2005年の輸出額2440億ケニアシリング(約3300億円)のうち、切花は輸出額の11%を占め、バラの花だけでも240億円に上るのだ。
 1970年代に宗主国だった英国人技術者によって始められた切花生産。1993年に100ha程度だったバラの作附面積は、現在では2000haまで拡大している。
 花卉卸売業大手のフラワーオークションジャパンの輸出入事業チームによれば、「バラの花の生産にとって、標高が高く、年間の平均気温が18度程度で一定しているケニアは、最適です」
 こうした地の利と安い人件費を背景に、オランダを中心にヨーロッパ諸国に輸出されていた。が、昨年あたりから日本の店頭にも、多く並んでいるという。
 2000年頃から、切花の冷蔵輸送技術が進歩し、長距離輸送が可能になる。さらに、2005年ナイロビからドバイを経由し、関西空港に連結する空路が開設された。そのため、ケニアの農園で出荷してから、40時間以内で日本市場に届けられることが可能になった。その結果、日本の輸入額も2005年の1億円から2006年には4億円近くにまで急伸している。
 都内の大手花店店員は、「花のヘッドが4センチと大きく、色合いの種類も多い。品質がいいので、1週間は充分に鑑賞出来ます。インド産1本80〜90円に対して250円と割高ですが、若い女性を中心に人気です」
 さらに、前出のフラワー社担当者は、
「色、大きさ、品質などツブの揃ったものがまとめて仕入れられるので贈答用に欠かせない」
 魅力的なバラ物語も、送り先があっての話ではある。
(週刊新潮 '07.07.12、p.35、表記改)
 
地理B第5問(配点15点、各3点)
       正解 解説etc.
問1  25  A 
=北アメリカ←(∴)−米国人口≒3億人
=アフリカ←(∴)−1950年以降の人口爆発
=ヨーロッパ
問2  26  C 
5歳未満児死亡率の低い@Cが韓国・ドイツ
@=ドイツ←(∴)−穀物自給率101%
C=韓国←(∴)−穀物自給率28%
5歳未満児死亡率の高いACがインド・サウジアラビア
A=インド←(∴)−穀物自給率98%
B=サウジアラビア←(∴)−穀物自給率35%
問3  27  D 
=ロシア←(∴)−1990年代の国家体制変革
=スーダン←(∴)−干ばつ、難民  ※旱魃としたい
=ミャンマー←(∴)−軍事政権
地理A第4問問6 28 と同じ(共通問題)
問4  28  B 
GNIを算出すれば間違えようがないのだが……
GNIの算出に頭がまわらなければ以下の解き方
A=日本←(∴)−0.18%、東・東南アジア
@=フランス←(∴)−日本より援助額が多い
C=イタリア←(∴)−北アフリカ
B=オランダ←(∴)−0.80%(0.7%以上の数字)
問5  29  A 
←(∴)−水棲生物が死滅
←(∴)−商業伐採や農園造成(=油椰子)、希少生物が絶滅の危機
←(∴)−世界最大規模の水力発電ダム(=三峡ダム)
※三峡=瞿塘峡、巫峡、西陵峡
地理A第4問問1 23 と同じ(共通問題)
 
 
 
地理B第6問(配点16点、 34  35 が各2点、他は各3点)
地理A第5問と同じ(共通問題)
       正解 解説etc.
問1  30  A 基本問題
@BC=○
A=×←(∴)−2万5千分の1の縮尺では、図上の4cmが実際の1kmになる
※地形図はが1:25,000牛津、が1:25,000佐賀北部
問2  31  B 簡単な読図問題、間違えようがない(?)、中学水準(?)
@AC=○
B=×
※地形図は1:25,000佐賀南部
問3  32  A 常識問題
@BC=○
A=×←(∴)−空中写真で通勤流動を読み取ることは不可能
問4  33  C 常識問題
←(∴)−小面積の小売業が多く、空き店舗が目立つ(シャッター通り)
←(∴)−金融業が目立ち、高層建物が多い
←(∴)−駐車場の広さ、平屋が殆ど
問5  34  B 
=水稲←(∴)−満遍なく分布
=大麦←(∴)−平地に卓越(水稲の裏作)
=ミカン←(∴)−傾斜地に分布  ※蜜柑としたい
問6  35  D 
=フィリピン←(∴)−サービス業、入国審査の厳格化により登録者数減少
=中国←(∴)−右肩あがりのグラフ
=韓国・朝鮮←(∴)−日本国籍を取得(漸減傾向のグラフ)
 
 
 
 
 
地理A第1問(配点21点、 3  6  8 が2点、他は各3点)
       正解 解説etc.
問1  1  C 基本問題。中学水準(?)
地点は45゚Wだから東京との時差は12時間。
問2  2  B 中学生でも解答可能
@=ロサンゼルス=Cs〜BS ※下の気候表ではBS
A=ダカール=BS〜BW ※下の気候表ではBW
B=上海=Cfa
C=パース=Csa

都   市 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
46 Los Angeles(38m) 14.1 14.8 15.2 16.8 18.1 20.2 22.3 23.0 22.3 20.1 16.8 14.2 18.2℃
(33゚56'N,118゚24'W) 74.7 72.4 61.6 20.2 1.4 3.0 0.9 2.7 8.7 8.0 31.5 41.9 326.9mm
100 Dakar(27m) 20.5 20.2 20.6 21.1 22.4 25.4 26.9 27.3 27.5 27.4 25.4 22.6 23.9℃
(14゚44'N,17゚30'W) 0.6 0.7 0.0 0.0 0.1 8.8 54.1 141.8 121.9 21.4 1.0 1.1 351.4mm
92 上海(8m) 4.3 5.3 8.8 14.5 19.6 23.7 27.9 27.7 23.7 18.7 12.8 6.7 16.1℃
(31゚24'N,121゚28'E) 81.1 37.1 98.9 60.8 88.3 171.8 140.1 255.1 83.1 57.0 46.4 35.3 1155.1mm
199 Perth(20m) 24.5 24.9 23.0 19.6 16.2 14.0 13.1 13.4 14.6 16.4 19.3 22.1 18.4℃
(31゚56'S,115゚58'E) 6.6 18.8 16.3 36.3 93.5 147.8 149.3 117.7 78.8 45.3 26.7 8.1 745.4mm
(『理科年表 平成20年版』)

問3  3  @ 基本問題
@=アフリカ楯状地=安定陸塊
A=アルプス・ヒマラヤ造山帯=新期造山帯
B=カレドニア造山帯=古期造山帯
C=環太平洋造山帯=新期造山帯
問4  4  B 基本問題
@=アルゼンチン=アンデス山脈
A=スウェーデン=スカンジナビア山脈:
B=メキシコ=リオグランデ川
C=リビア=25゚E(数理的国境)
問5  5  @ 常識問題
地域=インドネシア
問6  6  C 写真問題、常識問題
@=東京(皇居上空)
A=ニューヨーク(マンハッタン島上空)
B=ペキン(紫禁城上空)  ※北京orペキン(北京)としたい
C=パリ(凱旋門上空)
問7  7  @ 基本問題、良問
●=針葉樹林←(∴)−河岸段丘崖に分布
▲=田←(∴)−後背湿地に分布
★=畑←(∴)−河岸段丘面に分布
※地形図は1:25,000高鍋、図中央の川は宮田川、
 宮田川右岸の50m首曲線南の建物は南九州大学で、大学名が消されている。
問8  8  C 基本問題、良問
一般的に先進国の人口ピラミッドは吊鐘型〜壺型であり、イギリスは壺型。
 
 
 
地理A第2問(配点21点、各3点)
       正解 解説etc.
問1  9  C 
@=アメリカ合衆国←(∴)−カナダ・中南米
A=日本←(∴)−東南アジア・オーストラリア
B=フランス←(∴)−アフリカ諸国(旧仏領)
C=ドイツ←(∴)−東歐・トルコ・ロシア
問2  10  A 
=インドネシア←(∴)−原油・天然ガス
=マレーシア←(∴)−木材・すず・合板  ※錫としたい
=タイ←(∴)−トウモロコシ・米・魚介類
問3  11  B 常識問題
ロンドン:0゚、東京:140゚Eが頭に浮かべば簡単だが……
@=東京
A=ドバイ
B=ロンドン
C=ニューヨーク
問4  12  B 
地方空港ということに気づけば簡単だが……
=韓国←(∴)−那覇・福岡・新潟三空港全てに顔を出す
=アメリカ合衆国←(∴)−顔をだすのは那覇空港のみ
=ロシア←(∴)−顔を出すのは新潟空港のみ
問5  13  C 
@AB=○
C=×←(∴)−大嘘
問6  14  A ヤヤ難(?)
C=報道関係者←(∴)−人数が1700人と一番少ない
@=民間企業関係者←(∴)−人数が一番多く、アジアに60%弱
A=政府関係職員←(∴)−人数も少なく、その他も勘案して均衡のとれた割合
B=留学生・研究者・教師←(∴)−アジアの比率が小さく、北米・西欧に80%近く
@=報道関係者←(∴)−人数が1700人と一番少ない
 
問7  15  C 
@AB=○
C=×←(∴)−大嘘
上海・(香港)・シンセン(深セン<土偏に川>)・青島は日本の港湾よりもコンテナ取扱量大
 
 
 
地理A第3問(配点21点、各3点)
       正解 解説etc.
問1  16  B 基本問題
@AC=○
B=×←(∴)−C川=黄河は国内2位の長さ、
断流に見られるように水不足地域で、畑作地域
説明文は長江の説明
問2  17  A 
@=Cfa=福岡
A=BS=シーアン(西安)
B=Dwb=ウラジオストク
C=Cwa=ホンコン  ※ホンコン(香港)としたい

都   市 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
42 Vladivostok(183m) -12.6 -9.2 -2.0 4.8 9.7 13.1 17.7 19.6 15.7 8.6 -1.0 -9.1 4.6℃
(43゚07'N,131゚56'E) 0.6 0.9 2.2 6.8 28.3 70.1 113.2 113.8 60.2 10.5 1.4 1.1 409.1mm
90 西安(298m) 0.0 3.0 8.2 14.9 19.9 24.9 26.7 25.4 20.0 14.1 7.0 1.4 13.8℃
(34゚18'N,108゚56'E) 6.9 10.3 28.7 42.8 60.0 54.2 98.6 70.8 91.7 60.0 24.8 7.0 281.8mm
J66 福岡(2.5m) 6.4 6.9 9.9 14.8 19.1 22.6 26.9 27.6 23.9 18.7 13.4 8.7 6.6℃
(33゚34.9'N,130゚22.5'E) 72.1 71.2 108.7 125.2 138.9 272.1 266.4 187.6 175.0 80.9 80.5 53.8 1632.3mm
71 香港(65m) 16.3 16.2 18.8 22.6 25.6 27.8 28.3 28.1 27.2 25.1 21.7 18.0 23.0℃
(22゚19'N,114゚10'E) 26.8 50.3 42.6 184.9 222.5 428.6 407.6 526.3 280.3 124.1 31.4 35.0 2360.4mm
(『理科年表 平成20年版』)


問3  18  C 
←(∴)−コウリャンや大豆(大豆・春小麦・高梁地域)
←(∴)−米の二期作(水稲二期作地域〜水稲・茶地域)
←(∴)−牧畜、オアシス農業(遊牧地域)
問4  19  @ 
日本、モンゴルはすぐわかる
@=モンゴル←(∴)−28.0%、10.5%
C=日本←(∴)−人口増加率0.6%
A=中国←(∴)−女性人口の割合が一番小さい
B=韓国←(∴)−人口増加率がC=日本に次いで低い
問5  20  A 常識問題、中学生でも正解可能
@BC=○
A=×←(∴)−大嘘
自動車工業は未発達(アジアNIEsで自動車工業の発達は韓国)
電子工業製品が輸出額の首位
問6  21  B 写真問題、中学生でも正解可能
サ=K=オンドル(温突)
シ=J=ゲル
ス=L=合掌造@白川郷〜五箇山
※写真の解説文は視覚障碍者対策
 
問7  22  C 
香港返還が1997年7月と浮かべば簡単なのだが……
=中国←(∴)−観光客受入数最多
=ホンコン←(∴)−観光客受入数が=中国より少ないが、日本の倍以上ある
=韓国←(∴)−観光客送出数が日本よりも少ない(人口の差)
 
 
 
地理A第4問(配点21点、各3点)
       正解 解説etc.
問1  23  A 
←(∴)−水棲生物が死滅
←(∴)−商業伐採や農園造成(=油椰子)、希少生物が絶滅の危機
←(∴)−世界最大規模の水力発電ダム(=三峡ダム)
地理B第5問問5 29 と同じ(共通問題)
問2  24  B 
インドネシア西部時間2004年12月26日07時58分50秒に発生した地震で、印度洋沿岸各地を襲った大津波は衝撃的であった。この大津波の被害を最小限度に止めたマレ@モルジブの防波堤は日本の無償資金協力で建設された。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/hanashi/sekai/asia/maldives1.html
なお、スマトラ島沖では2004年以降2006年を除き毎年大規模地震が発生している。
問3  25  B 基本問題
@=中国←(∴)−石炭が60%強
A=日本←(∴)−水力小、原子力20%弱
B=カナダ←(∴)−水力の割合が4ヶ国中最大
C=フランス←(∴)−原子力40%強と4ヶ国中最大
問4  26  C 
@AB=○
C=×←(∴)−大嘘
問5  27  A 
@BC=○
A=×←(∴)−大嘘
問6  28  D 
=ロシア←(∴)−1990年代の国家体制変革
=スーダン←(∴)−干ばつ、難民  ※旱魃としたい
=ミャンマー←(∴)−軍事政権
地理B第5問問3 27 と同じ(共通問題)
問7  29  C 
=フランス←(∴)−コートジボワール、ベトナム(旧仏領)
=日本←(∴)−ベトナム、モンゴル(東南・東アジア)
=アメリカ合衆国←(∴)−ボリビア(南米)
 
 
 
地理A第5問(配点21点、 34  35 が2点、他は各3点)
地理B第6問と同じ(共通問題)
       正解 解説etc.
問1  30  A 基本問題
@BC=○
A=× 2km→1km、2万5千分の1は4cm=1km
※地形図はが1:25,000牛津、が1:25,000佐賀北部
問2  31  B 簡単な読図問題、間違えようがない(?)、中学水準(?)
@AC=○
B=×
※地形図は1:25,000佐賀南部
問3  32  A 常識問題
@BC=○
A=×←(∴)−空中写真で通勤流動を読み取ることは不可能
問4  33  C 常識問題
←(∴)−小面積の小売業が多く、空き店舗が目立つ(シャッター通り)
←(∴)−金融業が目立ち、高層建物が多い
←(∴)−駐車場の広さ、平屋が殆ど
問5  34  B 
=水稲←(∴)−満遍なく分布
=大麦←(∴)−平地に卓越(水稲の裏作)
=ミカン←(∴)−傾斜地に分布  ※蜜柑としたい
問6  35  D 
=フィリピン←(∴)−サービス業、入国審査の厳格化により登録者数減少
=中国
=韓国・朝鮮←(∴)−日本国籍を取得
 
 
 
 
 
※@大問数は、6年連続で地理Aは5問、地理Bは6問。この形式が当分続くと思われる。
 A解答数は、A・Bともに昨年度より1問減って35問となった。
  解答数 2011年度 地理A:35問、地理B:35問
      2010年度 地理A:36問、地理B:36問
      2009年度 地理A:36問、地理B:37問
      2008年度 地理A:36問、地理B:36問
 BA・B共通問題の配点は今年度は23点で、25点くらいの割合が続くと思われる。
 CAの 23 とBの 29 、Aの 28 とBの 27 が同一問題で、共通一次時代を含めても初めて。
共通一次時代から大問2問の40点分が共通だったが、近年は、ほぼ大問1問20点弱が共通だった、
 D2008・2009・2010・2011年度と、4年連続で複数解答問題が皆無。
 E地形図読図は、共通問題の地域調査分野で定着。
 F外国地形図は今年も無し(9年連続)。著作権等の関係で今後の出題は無いか(?)
 G写真・図表を使った問題は、地理A・地理B共相変わらず多い。統計集に親しむことが必要。
 H地図でおさえる、地図帳に親しむ、という学習が必要。
 I地理B(A)履修・受験者は、地理A(B)の過去問に目を通しておくことが必要。